カラオケ 表現 力を高めるためには、いくつかのコツと練習方法があります。表現力とは、抑揚やビブラートなどを駆使して、歌に感情を込める技術のことを指します。
カラオケ 表現 力 とは何ですか?
カラオケの採点では、音程の次に重要とされるのが「表現力」です。「表現力」には、抑揚、しゃくり、こぶし、フォールの4種類があります。
抑揚
まず、抑揚についてです。抑揚とは、歌のパートやフレーズによって声の大きさを変えることで得点を上げる技法です。
例えば、サビ前までは小さめの声、サビは大きめの声で歌うと良いでしょう。
ただし、採点は曲全体をいくつかのパートに分けて行われます。そのため、各パート内でも抑揚を付けることでさらに加点が期待できます。
しゃくり
次に、しゃくりについて説明します。しゃくりは、本来の音程よりも少し低い音で入り、その音程に声をしゃくり上げて近づけるテクニックです。
しゃくりを入れるタイミングは決まっており、前の音が次の音よりも低く、両者が繋がっている部分で使用されます。
音が途切れないように歌い、しゃくりを入れて滑らかに音を繋げましょう。
こぶし
声に強弱をつけたり、音程を一瞬上下させたりするテクニックです。
演歌でよく使われるこぶしですが、ポップスやR&Bでも見られます。
例えば「なー」と伸ばすときには、「なああ」と発音し、1つ目の「あ」と2つ目の「あ」の音程を少しずらして歌います。
フォール
音程を本来の音より低くずり下げるテクニックです。
フレーズの語尾によく使われ、切なさや色気など、歌い手や歌詞によってさまざまな印象を与えます。
抑揚としゃくりが表現力採点の要
カラオケの表現力採点項目にはいくつかありますが、全てを完璧にこなさないと高得点が取れないわけではありません。特に重要視されているのが「抑揚」と「しゃくり」です。
フォールとこぶしも加点対象ですが、回数が少ないため、抑揚としゃくりほどの影響はありません。表現力の得点を効率的に上げたいなら、まずは抑揚としゃくりの練習に重点を置くと良いでしょう。
カラオケの表現力を高めるには?
テクニックに適した曲を選ぶ
表現力で高得点を狙うためには、まずテクニックを入れやすい曲を選ぶことが重要です。表現力としてカウントされるテクニックが多く含まれている曲や、これらのテクニックを使いやすい曲を選びましょう。
抑揚を効かせた曲は特におすすめです。これは採点システムの表現力項目で抑揚の占める割合が高いためです。表現力に自信がない場合、抑揚を多く取り入れやすい曲を選ぶことで高得点を狙いやすくなります。
技法マークが現れる場所を確認します
次に、採点システムで技法マークが出る場所を確認しましょう。しゃくりやフォール、こぶしなどのテクニックがカウントされているかをチェックすることで、得点につながりやすくなります。歌唱中にガイドメロディを見て、使用した技法の場所や回数を確認すると良いでしょう。
もし使用した技法がうまくカウントされていない場合は、テクニック不足や感知されなかった可能性があります。その場合は、歌い方を工夫してみてください。
歌詞の意味を理解する
歌詞の内容を読み込み、その意味を理解しましょう。感情を込める場所が明確になることで、テクニックを適切に使うことができ、感情のこもった歌い方が可能になります。
その歌の歌手がどこに力を入れているかを注意深く聞いて真似することも効果的です。特に抑揚を中心に、しゃくりやこぶし、ビブラートの部分や雰囲気を模倣してみましょう。
声に強弱をつける
歌詞に合わせて声の強弱を変えてみましょう。これにより抑揚が生まれ、表現力が向上します。
カラオケで表現力を上げたいからといって、適当に強弱をつけるのは避けましょう。それではわざとらしく聞こえてしまいます。歌詞の内容をよく理解し、感情を込めたい部分で強弱をつけると、自然な歌い方ができます。
自分の声に合わせてキーを調整する
原曲のキーが自分の声に合っているか確認しましょう。歌いにくい場合は、自分に合ったキーに調整することで高得点を狙いやすくなります。
「原曲キー以外だと得点が下がるのでは?」と心配する方もいるかもしれませんが、原曲キーでなくても採点システムの点数には影響しません。むしろ、サビが高すぎて歌いきれない場合、点数を下げてしまう可能性があります。
安定した音程で歌えるようキーを調節することで、高得点につなげることができます。
これらのポイントを押さえることで、カラオケでの表現力を高め、高得点を狙うことが可能です。Karaoke24hの記事をご覧いただきありがとうございます!