カラオケで感情を表現! カラオケ こぶし と は?カラオケで歌う際に、**「こぶし」**という歌唱テクニックを取り入れると、歌声に感情や抑揚を加えることができます。
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カラオケ こぶし と は?
カラオケにおけるこぶしとは、音を上下に震わせる歌唱テクニックのことです。こぶしは小さな節の中で音を軽くうねらせるため、漢字で「小節」と表記されます。楽譜上では「~」のマークで示されることもあります。
カラオケの採点システムでは、こぶしは加点対象となります。高得点を狙うためには、音を伸ばすタイミングで軽くこぶしを入れると良いでしょう。
こぶしを効かせる曲といえば、多くの人が演歌を思い浮かべるでしょう。演歌は独特のうねりのある歌い方を特徴としており、こぶしが多用されます。
しかし、こぶしは演歌だけに使われるものではありません。日本のポップスやロック、洋楽の中にも、こぶしを効果的に取り入れた楽曲がたくさんあります。
演歌のように流れるこぶしではなく、特定の音を際立たせるこぶしの入れ方が特徴の R&B 楽曲では、こぶしをフェイクと呼ぶこともあります。
さらに、琉球音楽にはグィンと呼ばれるこぶしの技法があります。グィンは、こぶしにファルセットの高音を混ぜる独特の歌い方が特徴です。
こぶしの出し方のコツ
強調したい箇所で使用
こぶしは、すべての伸ばす音に取り入れるのではなく、特に強調したい場面で使用するのが効果的です。
聞いている人にとってこぶしは印象的なテクニックであるため、頻繁に使いすぎると、歌詞や歌唱力よりもこぶしばかりが目立ってしまうことがあります。
せっかく練習したこぶしも、使いすぎると違和感を生んだり、逆に下手に聞こえることもあるため、適切なタイミングで使うことが重要です。
母音を意識して歌う
こぶしを上手に出すためには、母音を意識して歌うことがコツです。単に母音を伸ばすのではなく、歌詞に加えてもう一度その母音を発音するように歌ってみてください。これにより、こぶしを効果的に強調することができます。
母音を二回、三回と発音することで、カラオケの採点機は「こぶし」と認識します。一方で、ビブラートを効かせたい場合は、母音を流れるように歌う必要があります。
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手のひらを握って歌う
こぶしの漢字は「小節」ですが、実際に手のひらを握って拳にして歌うのもおすすめです。
手のひらをぎゅっと握ると、体に力が入り、自然に伸ばす音を強調することができます。
演歌歌手が手のひらを握ってリズムを刻みながらこぶしを効かせている場面をよく見かけますが、これは非常に効果的な方法です。
「こぶし」と「ビブラート」の違い
「ビブラート」と「こぶし」の違いについて説明します。ビブラートも音を上下に揺らすテクニックですが、こぶしとは異なります。
ビブラートは、規則正しい音の高低差の繰り返しで音を揺らす技術です。一方、こぶしは一時的に音を急激に上げたり、徐々に下げたりする技術です。
ビブラートは決まった音程変化を繰り返すのに対し、こぶしは不規則な音程変化を特徴としています。
どちらの発声においても、腹式呼吸とロングトーンの要素が不可欠であることは共通しています。しかし、力強さをアピールする歌の場合、ビブラートよりもこぶしを使った方がより効果的だと言われています。
こぶしは、カラオケで歌声を彩るための効果的なテクニックです。練習を重ねて、自分の歌声にこぶしを取り入れてみましょう!